PCのキッティング料金はいくら?費用相場や外注テクニックも紹介


目次[非表示]

  1. 1.PCキッティングとは?
  2. 2.PCキッティングの費用相場
  3. 3.PCキッティングの料金を左右する5大要素
    1. 3.1.① 台数が増えるほど単価減
    2. 3.2.② OS・ソフト導入の工数
    3. 3.3.③ 配送・設置の追加コスト
    4. 3.4.④ 短納期オプションの割増
    5. 3.5.⑤ 保守サポート込み価格
  4. 4.PCキッティングの料金を抑える7つの外注テクニック
    1. 4.1.① マスターPC作成で一括複製
    2. 4.2.② イメージ展開で工数半減
    3. 4.3.③ 事前ヒアリングを徹底
    4. 4.4.④ 複数社見積で競争させる
    5. 4.5.⑤ 不要作業を削除して節約
    6. 4.6.⑥  台数をまとめて発注
    7. 4.7.⑦ 補助金・リースを活用
  5. 5.キッティング業者選定で失敗しない3つの注意点
    1. 5.1.① 料金だけで即決しない
    2. 5.2.② セキュリティ基準を要確認
    3. 5.3.③ 実績・保証体制を比較
  6. 6.PCキッティングの料金を理解し、コスト効率の高い導入を実現しよう
  7. 7.キッティング料金に関するよくある質問
    1. 7.1.キッティング費用の勘定科目は?
    2. 7.2.キッティング費用は資産計上できる?
  8. 8.キッティングもUTORITOにおまかせ

PCキッティングとは?

PCキッティングとは、新しく導入したパソコン(PC)やスマートフォンなどを業務で使える状態にセットアップする作業のことです。具体的には、OSやセキュリティ設定、業務用ソフトのインストール、周辺機器の接続など、一連の初期設定を指します。

例えば新入社員用に大量のPCを準備する際、一台ずつ手作業で設定すると情報システム担当者の負担が大きくなるため、専門の代行業者に依頼するケースも増えています。

自社で対応すればコストは抑えられる反面、大量のPC設定には時間と労力がかかり、ミスも起きやすくなります

一方、キッティング代行サービスを利用すれば、プロが短期間で正確に設定してくれるため、担当者は他の重要業務に専念できるメリットがあります。

参考記事:キッティングとは?キッティングの基礎知識をわかりやすく解説!

PCキッティングの費用相場

PCキッティングの料金相場は、一般的に1台あたり2,000~10,000円程度です。

具体的な費用は、対象デバイスの種類(PC・タブレット・スマホなど)や依頼する作業内容によって幅があります。

小規模(数台程度)の場合は1台数千円程度が目安ですが、大量発注時には1台あたり単価が下がる傾向にあります。例えばパソコン1台のキッティング費用は平均4,000~6,000円前後という声もあり、スマホなら1台あたり2,000円程度が相場です。

なお、サービスによっては作業項目ごとに料金設定されている場合もあります。たとえばOSインストールで〇円、ソフト導入で〇円というように項目別に積算されるケースです。

また、「キッティング前後の作業込み」のパッケージや、保守付きプランなど内容によって価格帯も変動します。

自社のニーズに合わせ、見積もり時にサービス内容と料金内訳を確認することが重要です。

PCキッティングの料金を左右する5大要素

キッティング費用は一律ではなく、さまざまな要因で増減します。ここでは料金を左右する5つの主要要素を解説します。自社のケースで当てはまるポイントを押さえておけば、適正なコスト把握と対策に役立つでしょう。

① 台数が増えるほど単価減

まず依頼台数は費用に大きく影響します。まとめて大量に発注するほど1台あたり単価が下がるのが一般的です。

例えばPC数台~数十台程度なら通常料金ですが、数百台規模で発注すると単価が20~30%安くなるケースもあります。

大量注文では一括作業で効率が上がり、業者側のコストも下がるため、ボリュームディスカウントが適用されやすいのです。そのため、多くの企業が年度末などにPC更新をまとめて依頼し、コスト最適化を図っています。

逆に少数台だと単価は割高になりがちです。導入計画時には、可能な範囲で台数をまとめて発注することで1台あたり費用を抑えられるでしょう。

② OS・ソフト導入の工数

依頼する作業内容のボリュームも費用を左右します。

OSインストール、Officeや専門アプリの導入、社内システム設定、データ移行など——設定項目が増えるほど手間と時間がかかり費用も上昇します。

たとえばOS初期設定だけなら1台あたり数千円でも、加えて複数の業務ソフトやセキュリティソフトをインストールし、それぞれ設定・ライセンス認証を行う場合、その分コストが上乗せされます。

実際の相場でも、OSインストール+環境設定で1台あたり1,000~20,000円、業務アプリの導入で同じく1,000~10,000円程度と作業内容に応じ幅があるとされています。

そのため「この設定は本当に必要か?」を精査し、不要な作業は省くことで費用の無駄を省けます。ニーズを明確にして作業項目を厳選することが、コスト面でも重要です。

③ 配送・設置の追加コスト

キッティング費用の範囲に「配送・現地設置」が含まれるかも要チェックです。

キッティング作業自体は業者の作業場で完了しても、それを各拠点に配送し設置するサービスを頼むと別途料金が発生するケースが一般的です。

例えばある業者のプランでは「1台4,000円~でキッティングと配送対応(※送料は別途)」と明記されています。

つまり宅配便などの輸送費や、エンジニアの現地訪問設置費はキッティング基本料金とは別建てになることが多いのです。

さらに、全国各地への個別配送や、オフィスでの開梱・配線接続作業まで依頼すると、その分コスト増になります。

逆に費用を抑えたいなら、発送・設置は自社で対応したり、業者の拠点引き取りにするといった工夫も検討できます。

見積もり時に、配送や現地設定が料金に含まれるか、オプション扱いかを確認し、必要に応じた選択をしましょう。

④ 短納期オプションの割増

「なるべく早く納品してほしい」「繁忙期なので特急で対応してほしい」といった短納期の要望がある場合、料金が割増になることがあります。

業者によっては「“特急料金”を支払えば納期短縮も可能」と案内しており、タイトなスケジュール対応には追加費用が発生するのが一般的です。これは短期間で大量の作業をこなすため、休日出勤や人員増強などコストが余計にかかるためです。

実際、あるキッティングサービスでは「お急ぎの場合は特急料金で納期短縮も相談可」とされています。そのため、余裕をもったスケジュールで依頼するのが費用面では理想ですが、やむを得ず緊急発注する際は割増料金を念頭に置きましょう。

見積もり段階で「〇日以内の納品希望」と伝えると、急ぎ対応費がある場合には提示してもらえますので、事前に確認しておくと安心です。

⑤ 保守サポート込み価格

キッティングサービスによっては、納品後の保守サポートをセットにしたプランが提供されることもあります。

例えばPC導入時の初期設定に加え、「○年間の電話・修理サポート付き」といったパック商品が代表例です。こうしたプランでは一見すると通常より費用が高めですが、トラブル対応や修理保証の費用を含んでいる点が特徴です。

メリットとして、キッティング後にPCに不具合が起きた際でも対応してもらえるため、業務への影響を最小限に抑えられます

一方、サポート無しプランと比較すると初期費用は割高になるため、必要かどうか検討が必要です。ポイントは、自社でどこまで対応できるか。情シス担当者が手薄な場合や、全国の拠点から問い合わせ対応する余裕がない場合は保守込みプランが安心です。

逆に社内である程度フォロー可能なら、単発のキッティング費用のみにしてコストを下げる選択もあります。

いずれにせよ、各サービスの保証範囲と料金を見比べ、自社に合ったプランを選びましょう

PCキッティングの料金を抑える7つの外注テクニック

ここからは、キッティング費用をできるだけ抑えるための外注活用テクニック7選を紹介します。外部に委託する場合でも工夫次第でコストダウンが可能です。中小企業の情シス担当者が予算内で効率よく導入するヒントとしてご覧ください。

① マスターPC作成で一括複製

大量のPCをセットアップする際は、1台の「マスターPC」を作成して複製展開する方法が有効です。

マスターPCとは、必要なOS・ソフト・設定をすべて施した雛形となるPCのことです。このマスターを用意すれば、同じ環境を持つPCを短時間で一括複製可能で、1台ずつ手動設定する必要がなくなります。

専門的にはクローニング(クローン作成)と呼ばれる手法で、大規模導入時には作業時間を大幅短縮でき、結果的に費用も抑えられます

例えば100台のPCをマスター展開することで、手作業では何日もかかる設定が数時間~1日で完了するケースもあります。その分、人件費や工数が減りコストダウンにつながるわけです。

なお、マスターPCの作成自体には高度な知識が要る場合もありますが、業者に依頼すれば対応してもらえます(**マスター作成費用は目安15万円~**などの例があります)。一度マスターを作ってしまえば複製は効率的なので、大量キッティング時にはぜひ活用したいテクニックです。

② イメージ展開で工数半減

上記マスターPCを作ったら、次はイメージ展開(クローニングツールの活用)で一気に工数を減らしましょう。マスターPCから作成したマスターイメージ(設定をまとめたデータ)を用い、他のPCに一括でコピーすることで、短時間で同一設定のPC群を用意できます。

具体的には、専用のクローニングソフトを使い、ネットワーク経由やストレージ経由で複数台に同時にOSやソフトのイメージを書き込んでいきます。一度に10台・20台を並行セットアップすることも可能で、手作業に比べ最大80%の時間削減効果も報告されています。

例えば従来30分かかっていた1台の設定が、10台同時進行でほぼ同じ30分で完了すれば、大幅な時間短縮になります。ただし、イメージ展開にはライセンス管理や機種差異への注意も必要です。

OSやアプリのライセンスは複数台展開に適したボリュームライセンスを用意する、機種ごとにマスターを作るなどの準備が求められます。適切に実施すれば、工数半減どころかそれ以上の効率化も可能な強力なコスト削減策です。

③ 事前ヒアリングを徹底

キッティングを外注する際は、依頼前のヒアリング(要件確認)を入念に行うことが意外なコスト節減につながります。

具体的には、「どのソフトを入れるか」「どこまで設定してほしいか」「社内ルールやポリシー」などを業者と事前にしっかり擦り合わせることです。これによって、不要な作業の発注や後からの追加対応を防げます。

もし契約後に「この設定はプラン外だった」と判明すると、自社で対応したり追加費用が発生したりしかねません。そうなると当初の予算を超えてしまう可能性もあります。

そこで、依頼前の段階で自社に本当に必要な作業を洗い出し、業者に細かく伝えましょう。「ここは自分たちでやるので不要」「ここはぜひお願いしたい」と明確にすることで、見積もり段階で無駄な工程を省いた提案を受けられます。

またヒアリングを通じて、業者から効率的な進め方のアドバイスが得られる場合もあります。コミュニケーション不足は余計なコストのもとです。時間を惜しまず要件定義を詰めることが、結果的にコストダウンにつながります。

④ 複数社見積で競争させる

外注費を抑える鉄則として、複数のキッティング業者から見積もりを取ることが挙げられます。1社だけで即決せず、料金や納期、サービス内容を比較検討してから依頼先を決めましょう。同じ条件でも業者によって提示額は異なりますし、得意分野や提供範囲にも差があります。

例えばA社はセキュリティ設定込みで割安だが納期が長い、B社は高いが即納対応、C社は中間くらいで手厚いサポート付き…といった具合です。

実際、PCキッティングを外注する際には3社程度の相見積もりは常識といわれています。競合させることで価格交渉の余地も生まれます。

ただし価格だけでなく実績や信頼性も考慮することが大切です。見積取得時には自社の要望を各社に同じように伝え、公平な条件で比較しましょう。複数社の提案を見比べるプロセス自体がコスト意識を高める機会になりますし、結果的に最適なコストパフォーマンスの業者選定につながります。

⑤ 不要作業を削除して節約

コスト削減の基本は「やらなくてもいい作業は省く」ことです。

キッティング内容を検討する際、つい「あれもこれも設定してもらおう」と盛り込みがちですが、本当に必要か見極めましょう。例えば、購入時にプレインストールされているソフトの再設定は不要かもしれませんし、社内でできる簡単な周辺機器接続は外注から外すといった見直しです。

前述の通り、作業項目が増えるほど費用は上昇します。逆に言えば項目を減らせばコストダウンできます。

実務では「標準では含まれるけど実はいらないサービス」が紛れ込んでいる場合もあるので要注意です。たとえば「詳細マニュアル作成」オプションなど、自社で代替できるなら削ることを検討しましょう。

業者と相談しながら不要な工程を削除すれば、その分の料金が差し引かれます。また、納品後に自社内で対応可能な軽微な設定(プリンタ登録やユーザー個別のアカウント設定など)は自分たちで行うなど役割分担すれば、その工数分の費用を節約できます。シンプルな依頼内容に絞ることが節約の近道です。

⑥  台数をまとめて発注

前述の通り台数ボリュームによるディスカウント効果は大きいため、発注タイミングをまとめて一括依頼することもテクニックの一つです。

例えば年度ごとに必要台数を集約し、一度に発注することで1台あたり単価を下げることが可能です。実際に「多くの企業で年度単位でキッティングを依頼し、設備更新コストを最適化している」とも報告されています。逆に小分けにして都度依頼すると毎回最低料金がかかったり、ボリューム割引が効かなかったりします。

可能であれば、PC調達や入れ替えのスケジュールを調整し、ある程度の台数を一括で発注しましょう。

もちろん、急な増員などでやむを得ず少数を頼むケースもありますが、計画的な更新でコントロールできる部分は意識しておくと良いでしょう。

また、将来見込み台数をまとめて見積もりを依頼し、契約内で分割納品してもらうような形にすると、実質的にまとめ発注のメリットを得られることもあります。要は「スケールメリット」を活かす発想で発注計画を立てることが肝心です。

⑦ 補助金・リースを活用

公的補助金やリース契約の活用も、直接的・間接的にキッティング費用負担を軽減する手段です。

例えば中小企業向けのIT導入補助金など、PC導入やIT基盤整備に使える補助金制度があれば、申請して採択されればキッティング費用の一部を補助金でまかなえる可能性があります。補助金は要件やタイミングがありますが、「デジタル化支援」系の助成金情報をチェックしてみましょう。

またPCリースを活用する方法もあります。リース会社経由でPCを調達すれば、初期設定サービス込みで提供してくれる場合がありますし、キッティング作業コストを月々のリース料に組み込んで平準化することも可能です。

例えば「リース料に設定作業費を含めて支払う」形にすれば、一度に多額の現金を支出せずに済み、社内の承認も得やすいというメリットがあります。さらにリース契約なら保守サポートもセットになっていることが多く、トータルで見れば費用対効果が高いケースもあります。

補助金の活用は直接的なコスト削減リースの活用は支払いの平準化と付帯サービスによる価値向上という観点で検討してみましょう。

参考記事:パソコンリースのメリット・デメリットとは?購入・レンタルとの違いを徹底解説

キッティング業者選定で失敗しない3つの注意点

外注でコストメリットを得るためには、どの業者に依頼するかも重要です。安さだけに飛びついて失敗しないよう、業者選びの際に注意すべきポイントを3つ挙げます。

① 料金だけで即決しない

価格だけを理由に業者を決めるのは禁物です。確かに予算は大切ですが、極端に安い業者には「作業範囲が限定的」「サポートが不十分」などの落とし穴があるかもしれません。

キッティング代行業者を選ぶ際は、提供サービスの範囲や費用、納期などを総合的に判断する必要があります。

例えば、ある業者は安価でも納期が遅かったり、別の業者は高めだがセキュリティチェック体制がしっかりしているなど様々です。

料金だけで即決すると、後から「この作業は対応不可だった」「追加料金が発生した」ということにもなりかねません。したがって、見積もり比較時には各社の実績や評判、サービス内容もしっかり比較しましょう。

総合評価でコスパの良い業者を選ぶことが、結果的に失敗のない外注につながります。「安かろう悪かろう」では意味がありません。費用と品質のバランスを重視して意思決定しましょう。

② セキュリティ基準を要確認

キッティングでは社内のデバイス設定を任せるため、業者のセキュリティ対策水準を確認することが不可欠です。

具体的には、作業エリアが鍵付きで監視カメラや入退室管理がされているか、作業スタッフのセキュリティ教育や守秘義務体制はどうか、といった点です。中には専用のキッティングルームを設け、警備会社による管理の下で作業する業者もあります。

また、不要端末のデータ消去サービス(磁気データ消去や物理破壊)に対応し、廃棄PCが社外に出る際も情報漏洩リスクを防いでくれる会社もあります。こうした取り組みをしている業者は安心感があります。

逆にセキュリティ対策への言及がない場合、PCを預けることに不安が残ります。ISO27001などの認証取得や、社外秘データの取り扱い実績があるかもチェックポイントです。

発注前に「御社のセキュリティ基準は?」と尋ね、納得できる説明が得られる業者を選びましょう。情報漏えいを未然に防ぐためにも、セキュリティ面の信頼性確認は必須です。

③ 実績・保証体制を比較

最後に、業者の実績(経験年数や対応台数)と、万一の不具合時の保証・サポート体制を確認しましょう。

キッティング実績が豊富な会社はノウハウが蓄積されており、トラブル対応力も高い傾向にあります。反対に実績が少ない提供会社だと、サポート体制が整っておらずトラブルが発生する可能性があります。

もちろん新興企業でもしっかり体制を整えているところはありますが、安心して任せたいなら、なるべくキッティングの導入事例が豊富な業者を選ぶのが無難です。

また、作業ミスや納期遅延があった場合の補償がどうなっているかも重要です。再キッティング対応や、故障発生時の交換・修理サポートなど、契約時に保証内容を確認しましょう。

例えば「初期不良があれば○日以内無償再設定」や「○年間のアフターサポート付き」といった条件が明示されていれば安心材料です。

さらに、問い合わせ対応の窓口(ヘルプデスク)があるか、納品後の質問に応じてくれるかも比較ポイントです。実績に裏打ちされた信頼性と手厚いサポート体制を持つ業者を選べば、導入後も安心して運用を任せられるでしょう。

PCキッティングの料金を理解し、コスト効率の高い導入を実現しよう

PCキッティングの費用相場と、コストに影響を与えるポイント、さらに費用を抑えるテクニックや業者選定の注意点について解説してきました。

重要なのは、単に「安く済ませる」ことではなく、必要十分なサービスを適正な価格で受けることです。台数や作業内容など自社の状況に応じて適切に計画し、外注先とも念入りにコミュニケーションを取ることで、ムダのない効率的なキッティング導入が可能になります。コストばかりに目を奪われず、品質やセキュリティにも配慮した上で費用対効果を高めることが肝心です。

ぜひ本記事で紹介したポイントを踏まえて、自社に最適なキッティングの進め方を検討してみてください。適正な料金でプロの力を借りながら、情シス担当者の負担軽減とスピーディーなPC展開を実現し、コストパフォーマンスの高いIT環境整備につなげましょう。

キッティング料金に関するよくある質問

キッティング費用の勘定科目は?

Q: パソコンのキッティング(初期設定)にかかった費用は、経理上どの勘定科目で処理すればよいですか?

A: キッティング費用の勘定科目は状況によって異なります。パソコン購入時に発生した初期設定費用の場合、パソコン本体の購入価格に含めて資産計上するのが一般的です。この場合、本体価格+設定費用の合計額がパソコンの取得価格となり、その金額によって「消耗品費」(少額なら)や「備品」(一定額以上なら固定資産)など科目が決まります。一方、既存PCの設定変更や業者への設定代行など単独のサービス費用として発生した場合は、外注費や支払手数料、あるいは雑費として経費処理することが多いです。明確なルールはありませんが、領収書に「パソコン設定代」とあるなら「支払手数料」勘定にするケースが一般的でしょう。なお、金額が大きく資産計上すべき水準でもないサービス費用であれば、修繕費等ではなく期間経費として処理して問題ありません。

キッティング費用は資産計上できる?

Q: キッティングにかかった費用を資産として計上(資産化)することは可能でしょうか?

A: 場合によっては資産計上可能です。パソコンの取得に付随する初期設定費用は、そのパソコンの取得原価の一部とみなされます。したがって、パソコン本体と設定費用を合算した金額が会社の資産計上基準額以上であれば、その合計額でパソコン(器具備品)として資産計上します。たとえば、本体価格9万円+設定費用2万円=合計11万円となり、資産計上基準(例:10万円)を超える場合は、両者を合わせて備品として計上し減価償却します。一方、単独で発生したキッティングサービス費用や、金額的に少額なものは資産ではなく期間費用として処理するのが通常です。また、リース契約などでパソコンを導入し、設定費用がリース料に含まれている場合は、リース資産の一部として扱われるケースもあります。まとめると、「パソコンの取得原価に含められるかどうか」で資産計上できるかが決まると考えるとよいでしょう。取得時の費用なら資産化、それ以外は基本的に経費処理となります。


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