
法人向けパソコンリースはレンタルや購入よりお得?おすすめ理由と注意点を徹底解説
目次[非表示]
- 1.法人パソコンリースの3つのメリット
- 1.1.初期費用を抑えられる
- 1.2.最新機種を導入できる
- 1.3.故障対応やサポート体制が手厚い
- 2.法人パソコンリースの4つのデメリット
- 2.1.契約期間に縛られて途中解約できない
- 2.2.返却時に想定外の費用が発生することも
- 2.3.サポート内容を確認せずトラブルに
- 2.4.保守費が別途で総コストが上がる場合も
- 3.法人パソコンのリース費用
- 4.法人パソコンリースのおすすめ活用法5選
- 4.1.創業・新規事業立ち上げ時に活用する
- 4.2.定期的な端末入れ替えでデバイスを最新化し業務効率化を図る
- 4.3.プロジェクトメンバーの拡大や従業員数増の時に活用する
- 4.4.サポート付き契約で情報システム部門の負担軽減を図る
- 4.5.月額固定化による予算管理の最適化を図る
- 5.法人パソコンリースの導入を成功させるための3つのポイント
- 5.1.リース対象機種のスペック
- 5.2.契約書の内容
- 5.3.サポート・返却条件・延長の可否
- 6.法人パソコンリースで経費削減と業務効率を両立しよう!
- 7.MacのリースもUTORITOにおまかせ!
法人でパソコンを導入・更新する際、「購入」や「レンタル」以外の選択肢として注目されているのが「リース」という方法です。導入時の費用負担を抑えつつ、業務に必要なスペックを柔軟に整えられる点が評価されています。本記事では、法人パソコンリースのメリットや注意点、費用感、活用法などをわかりやすく解説します。リースが自社にとって有効な選択肢かどうか、判断材料としてぜひお役立てください。
法人パソコンリースの3つのメリット
パソコンの導入方法として、法人向けにリースを選択する企業が増えています。ここでは、リースがビジネスにもたらす主なメリットを3つご紹介します。
初期費用を抑えられる
パソコンを一括購入する場合、まとまった初期投資が必要になりますが、リースを利用すれば導入時の費用を大幅に抑えることが可能です。リース契約では初期費用が0円となることも多く、毎月の定額支払いにより予算管理がしやすくなります。特に創業期や複数台の導入が必要なタイミングでは、資金繰りを圧迫せずにパソコンを整備できる点が大きなメリットです。
最新機種を導入できる
リース契約では一定期間ごとに機器を入れ替えることが想定されているため、常に最新スペックのパソコンを使用しやすくなります。業務効率やセキュリティを考慮すると、スペックが古いパソコンを使い続けることは非効率ですが、リースなら導入・更新のサイクルを明確に設計できるため、常に最適な環境を維持することが可能です。
故障対応やサポート体制が手厚い
リース契約には、機器の故障時の修理対応や代替機の提供といったサポートが含まれていることが多く、情報システム部門の負担を軽減できます。特に中小企業においては、専門スタッフがいないケースも多いため、故障時に迅速に対応してもらえる体制は安心材料のひとつです。機器管理や保守にかかる手間も軽減でき、より本業に集中することが可能になります。
法人パソコンリースの4つのデメリット
一方で、リースには注意すべきポイントもあります。導入前に把握しておきたい4つのデメリットを見ていきましょう。
契約期間に縛られて途中解約できない
リースは契約期間が固定されているため、契約途中での解約は基本的に認められていません。途中で解約したい場合には、残期間分のリース料を一括で支払う必要があるなど、予期せぬ出費につながる可能性もあります。事前に運用期間や使用台数を明確に見積もってから契約することが重要です。
返却時に想定外の費用が発生することも
リース期間が終了した際、機器の状態によっては原状回復費用や追加の清掃費などが発生する場合があります。特に破損や著しい汚損がある場合は費用がかさむこともあるため、返却前に点検・整備を行うといった対応も必要になります。契約時に返却条件をしっかり確認しておきましょう。
サポート内容を確認せずトラブルに
リース契約にはサポートが含まれている場合が多いものの、その内容は業者によって異なります。例えば、修理対応の範囲や代替機の有無、対応スピードなどが期待と異なり、結果的に業務に支障をきたす可能性も。契約前に提供されるサポート内容を細かく確認し、自社の業務要件に合っているかを見極める必要があります。
保守費が別途で総コストが上がる場合も
一見すると月額料金が安く見えるプランでも、保守サポートやデータ消去サービスなどがオプション扱いとなっており、結果的に追加費用が発生することがあります。初期見積もりの段階で、何が基本料金に含まれていて、何が別途費用となるのかを確認することで、トータルコストを正確に把握できます。
法人パソコンのリース費用
実際に導入するうえで気になるのがコスト面です。ここでは、パソコンリースの費用相場や変動要因について解説します。
パソコンリースの費用相場は月額3,000〜6,000円程度
法人向けのパソコンリースでは、一般的に1台あたり月額3,000円〜6,000円程度が費用相場とされています。これはスペックや契約期間、台数によっても異なりますが、同程度のスペックのパソコンを購入するよりも初期負担が軽くなるため、コストを分散させたい企業には適した方法といえます。
費用はスペック・契約期間・台数で大きく変動する
リース費用は、選定するパソコンのスペックや台数、契約期間によって大きく変わります。例えば、業務で高い処理能力が必要な場合は、当然ながら月額費用は高くなります。また、大口契約や長期契約を結ぶことで1台あたりの費用を抑えることも可能です。導入時には、使用用途と予算のバランスを見ながら機種選定を行うことがポイントです。
法人パソコンリースのおすすめ活用法5選
リースは単なるコスト削減手段ではなく、活用の仕方によってさまざまな経営効果が期待できます。ここでは実務での有効な活用法を5つ紹介します。
創業・新規事業立ち上げ時に活用する
創業間もない企業や新規事業の立ち上げ時には、多額の初期投資を避けたいものです。そんなときにパソコンリースを利用すれば、費用を分散しながら業務に必要な機器を揃えることができます。万が一事業の方向性が変わっても、リース契約なら柔軟に対応しやすくなります。
定期的な端末入れ替えでデバイスを最新化し業務効率化を図る
パソコンは時間の経過とともにスペックの陳腐化や故障リスクが高まります。リースを活用すれば、契約期間に応じて端末の更新ができるため、常に最新のデバイスを利用可能です。業務効率の向上やセキュリティ対策の面でも大きな効果が期待できます。
プロジェクトメンバーの拡大や従業員数増の時に活用する
新規プロジェクトの立ち上げや一時的な人員増加時にも、パソコンのリースは有効です。必要な台数だけを必要な期間だけ導入できるため、保有コストを最小限に抑えられます。事業の変動に柔軟に対応できる点が大きな強みです。
サポート付き契約で情報システム部門の負担軽減を図る
パソコンの管理やトラブル対応は、情報システム部門の大きな負担になります。リース契約では、保守サポートや代替機対応といったサービスが含まれていることが多く、日常的な管理業務の一部をアウトソーシングすることができます。限られた人員でもIT環境を安定的に維持できる仕組みです。
参考記事:情シスの業務をアウトソーシング!委託可能な業務やメリット・デメリットも解説
月額固定化による予算管理の最適化を図る
リースによって月額コストを固定化することで、年間予算の見通しが立てやすくなります。不意の出費が発生しにくいため、経営資源を他の施策に集中させることができます。特に複数拠点を持つ企業では、拠点ごとの導入コストのばらつきを防ぐ点でも有効です。
法人パソコンリースの導入を成功させるための3つのポイント
リース導入を失敗しないためには、事前の準備が肝心です。契約前に確認すべきポイントを3つに絞って解説します。
リース対象機種のスペック
契約前に導入予定の機種スペックを十分に確認することが重要です。業務内容に対して過不足のないスペックを選ぶことで、無駄な費用を抑えながら快適な作業環境を整えることができます。実機の操作感を事前に確認できるサービスを提供している業者もありますので、可能であれば利用をおすすめします。
契約書の内容
リース契約書には、料金、契約期間、解約条件、保守サービスの内容などが記載されています。契約トラブルを防ぐためにも、これらの記載内容を事前にしっかり確認し、不明点は必ず質問しておくようにしましょう。特に中途解約や延長の条件は要チェックです。
サポート・返却条件・延長の可否
リース終了時の返却条件やサポート内容、契約延長の可否についても事前確認が必要です。返却時の費用が発生するケースや、延長手続きが煩雑な場合もあるため、導入前にスムーズな運用が可能かどうかを見極めることが大切です。
法人パソコンリースで経費削減と業務効率を両立しよう!
法人向けのパソコンリースは、初期投資を抑えながら常に最適なIT環境を維持できる手段として、多くの企業に選ばれています。一方で、契約内容の確認や返却条件への理解が不足すると、思わぬトラブルを招くこともあります。この記事で紹介したメリット・デメリットや活用法、費用感などを参考に、自社にとって最も効果的な運用方法を見つけてください。リースを上手に活用することで、経費の見直しと業務のスムーズな運用を同時に実現することができます。
MacのリースもUTORITOにおまかせ!
今回は、法人向けパソコンリースのおすすめ理由や注意点について詳しく解説しました。本記事を参考に、導入するデバイスの用途や期間、予算などを考慮し、自社に最適な方法を選択してください。
株式会社TooのUTORITOは、企業におけるデバイスの調達・管理・修理・リプレイスにいたるまでを一気通貫でサポートするアウトソーシングサービスです。
UTORITO の特徴の一つである Apple Financial Services (AFS) という残価設定型のオペレーティングリースを活用することで、トータルコストを抑えて最新のMacを手軽にリースすることができます。
また、Apple Financial Services (AFS)を活用し、デバイスの使用期間を予め決めておくことで、デバイスの管理・運用まで、LCM(ライフサイクルマネジメント)を円滑にサポートできることもUTORITOの強みの一つです。
さらに、UTORITOには保守・修理費が含まれているため、基本的に追加費用は発生しません。
LCM(ライフサイクルマネジメント)の詳細はこちら
リースのデメリットをカバーしながら最新のMacを導入、運用する際は、ぜひ株式会社Tooの提供しているUTORITOをご検討ください。