
Macbookをレンタルできるサービスおすすめ5選!費用相場やおすすめモデルについても解説
最新チップ搭載のMacBookは性能とデザインを兼ね備えた憧れのマシンですが、高額ゆえ「まずは使い心地を試したい」「短期プロジェクトだけ必要」といった声も少なくありません。そんなときに便利なのがレンタルサービスです。1日単位から数年の長期まで柔軟に借りられ、故障時のサポートも万全。購入に比べて初期費用を抑えつつ、常に最新モデルを使える点も大きな魅力です。
本記事では数あるサービスの中から厳選した5社を比較し、費用相場や用途別に選ぶべきモデルまで徹底解説します。ご自身のニーズに合ったMacBookレンタルの選び方を、ぜひ参考にしてください。
※本コラムでの「MacBook」は「MacBookシリーズ全般」を表す言葉として使用しています
目次[非表示]
MacBookレンタルのメリット
購入する前にじっくり試したい方から、イベントや開発案件など期間限定でハイスペック環境が必要な方まで――MacBookレンタルは「必要なときだけ手軽に使える」柔軟さが最大の魅力です。
ここではコスト削減やサポート体制を中心に、レンタルならではの利点を具体例とともにご紹介します。「借りる」と「買う」の違いを知ることで、自分に最適なMacBook導入プランが見えてきます。
参考記事:リースとレンタルの違いとは?
低コストで1日単位や1ヶ月などの短期利用に最適
MacBookを短期間だけ使いたい場合、購入するよりレンタルした方が圧倒的に安く済みます。
例えば出張やイベントで数日間だけ高性能なノートPCが必要なとき、レンタルなら必要な期間分の料金だけで利用可能です。
1日単位で借りられるサービスも多く、1ヶ月単位の月額プランも用意されているため、自分の使いたい期間に合わせて柔軟に借りられます。購入前に試用目的で最新のMacBookを短期レンタルするのも賢い方法でしょう。レンタル料金の相場は後述しますが、数千円~数万円程度で最新モデルを使えるため、初期費用を抑えつつMacの性能を体験できます。
故障時も交換対応で安心
精密機器であるMacBookは、使っているうちに予期せぬ不調や故障が起こる可能性もあります。しかしレンタルなら、万一端末が故障してもレンタル会社の保証対応を受けられるので安心です。
自分で高額な修理費用を負担する必要がなく、すぐに代替機を手配してもらえるケースがほとんどです。サービスによっては、事前に予備機をセットで用意してくれるプランや、コールセンターでのリモートサポートなど独自の補償サービスを展開しているところもあります。
このようにアフターサポートが充実しているのもレンタルの大きなメリットで、万が一のトラブル時にも業務や学習をすぐ再開できる安心感があります。
MacBookレンタルの料金と費用相場
MacBookをレンタルする費用はレンタル期間と機種のスペックによって大きく変動します。短期(数日程度)の場合、1日あたり数千円程度が相場で、例えば人気のMacBook Pro 13インチなら月額換算で1日あたり約750円(30日で約22,500円)程度のプランがあります。
一方、発売から年数が経った旧型モデルであればさらに割安で、2014年発売のMacBook Airなら1日あたり約167円(1ヶ月で約5,000円)という破格の料金設定もあります。
一般的にレンタル期間が長くなるほど月額料金は割安に設定される傾向があります。長期レンタル用のプランでは、例えば、2年間の契約でMacBook Airを月額1万円前後で借りられるサービスも存在します。
ただし、レンタル期間が長期(半年~1年以上)になると購入するより割高になる可能性も指摘されています。そのため、長期間の利用を検討している場合はレンタル料金の合計と新品購入価格を比較し、どちらがお得かを検討することが大切です。短期利用にはレンタルが経済的ですが、長く使う予定なら購入した方が結果的に安くなるケースもある点は念頭に置きましょう。
MacBookレンタルおすすめサービス5社【比較表付き】
まず、MacBookをレンタルできる代表的なサービス5社の特徴を簡単に比較表でまとめます。それぞれ最短利用期間やサービスの強みが異なるので、自分の用途に合ったサービス選びの参考にしてください。
サービス名 |
特徴(メリット) |
URL |
---|---|---|
タマヤ(e-TAMAYA) |
幅広い機種ラインナップ・キッティング対応 |
|
モノカリ(スペクトル) |
最短3日~OK・在庫あれば当日受取にも対応 |
|
レンティオ(Rentio) |
2週間のお試しプランあり・個人でも利用簡単 |
|
ゲオあれこれレンタル |
Apple製品が豊富・返却はコンビニで手軽 |
|
レンタルバスターズ |
補償プランが充実・2年など長期レンタル対応 |
それでは、上記5社それぞれの詳しいサービス内容やおすすめポイントを解説していきます。
1.タマヤ(e-TAMAYA)
幅広い機種ラインナップ&キッティング対応
e-TAMAYA(タマヤ)は20万件以上の取引実績を持つ老舗のレンタルサービスで、MacBookを含む幅広い機種ラインナップが魅力です。
最新の高スペック機種からリーズナブルな特価モデルまで取り揃えており、テレワーク用の機種やゲーミングPCまで豊富なので希望に合ったMacが見つかります。法人利用が中心ですが個人からの注文にも対応しており、平日昼12時までの手続き完了で最短即日発送が可能な迅速さも強みです。
タマヤ最大の特徴は、レンタル機器に対する設定・キッティングサービスが充実している点です。事前に依頼すれば、必要なソフトウェアのインストールや設定を済ませた状態で出荷してくれるため、手元に届いてすぐ業務に使えます。
また、マウスと専用バッグが標準付属しており、電源を入れるだけで使用開始できる手軽さも評価されています。短期から長期までレンタル期間も柔軟で、例えば法人向けには3日間2,000円~という格安プランも提供されています。
さらに全レンタルに「安心予備日システム」が適用されており、利用開始日の2日前に機材が届くため事前のセットアップや動作確認も余裕を持って行えます。急ぎの案件から大量の社内研修用PCまで、安心とスピードを兼ね備えたサービスと言えるでしょう。
2.モノカリ(スペクトル)
最短3日~レンタルOK&在庫があれば当日レンタル開始にも対応
モノカリは家電やデジタル機器全般を扱うレンタルサービスで、MacBookも個人・法人を問わず手軽に借りられます。レンタル期間は最短3日(2泊3日)から利用可能で、1週間や1ヶ月以上の長期にも柔軟に対応しています。
特徴的なのは、在庫がある商品なら当日受取りにも対応している点です。モノカリの実店舗(東京都新宿)で在庫が確保できれば、利用開始2時間前までの連絡でその日のうちに店頭受け取りが可能となっています。急に「明日からMacが必要!」という場合でも、モノカリならスピーディーに借りられるでしょう。
料金面でもモノカリは業界最安値クラスを謳っており、1日あたり1,000円台~とランチ代程度の安さでMacBookをレンタルできます。例えば、MacBook 12インチなら4日間で6,800円~という格安設定です。しかも全国どこでも往復送料無料で宅配してくれるため、レンタル代金以外の追加費用はかかりません。発送も迅速で、本州宛であれば前日17時までの予約で翌日には届くスピード対応です(遠方の離島なども別途対応可)。
返却も簡単で、レンタル最終日の24時までに発送手続きをすればOKという余裕ある設定になっています。本人確認書類の提出が不要(※一部高額商品を除く)なのも個人利用者には嬉しいポイントで、気軽に最新ガジェットを試せるサービスと言えるでしょう。
3.レンティオ(Rentio)
14日単位の格安プランあり&個人でも手軽に利用可能
レンティオ(Rentio)はカメラや家電のレンタルで人気のサービスですが、MacBookなどパソコンのレンタルにも対応しています。
特徴は個人向けに使いやすいレンタル体系で、短期レンタルと月額制サブスクプランの2種類を提供している点です。基本的にMacBookレンタルは1ヶ月単位の月額利用が中心ですが、一部モデルでは13泊14日~といったワンタイムの短期プランも用意されており、「2週間だけお試し利用したい」というニーズにも応えています。レンタル後に気に入ればそのまま購入できるオプションもあり、まずは試してみたいガジェット好きの方にも最適です。
料金は非常にリーズナブルで、パソコン全般では月額1,480円~という破格のプランもあります(※機種による。MacBookの場合はもう少し高めです)。例えば、RentioではMacBook Air (M1)が月額数千円台からレンタル可能で、長期利用するほど割安になる料金設定です。しかも日本全国送料無料で最短当日出荷にも対応しており、急な注文にも柔軟です。返却はヤマトの集荷依頼やセブンイレブン・ファミリーマートからの発送などに対応しており、24時間いつでもコンビニから返送できて手間いらずです。
さらにRentioの安心ポイントとして、レンタル中の破損に対する修理費用負担が原則最大2,000円までと定められている点が挙げられます。万一うっかりMacBookを落として壊してしまっても2,000円以上の請求は来ないので、個人利用でも安心してレンタルできるでしょう。
4.ゲオあれこれレンタル
Apple製品の品揃えが豊富&返却はコンビニ利用で手間いらず
ゲオあれこれレンタルは、DVDレンタル等でおなじみのゲオが運営する総合レンタルサービスです。パソコンやカメラから生活家電まで幅広く扱っており、Apple製品の品揃えが豊富な点が特徴です。MacBook Pro/Airはもちろん、iPadやApple Watch、さらには最新のiPhoneまでレンタル可能なので、「仕事用にMacBookと併せてタブレットも借りたい」といったニーズにも一括で応えてくれます。
商品ラインナップには最新モデルから旧モデルまで揃っており、特に旧型MacBook Airなど低スペック機種は月額1万円以下で借りられるプランもあります。例えば、2014年型のMacBook Airなら月額約4,720円(税込)と、1日あたり約167円でレンタルできる非常にリーズナブルな設定です。長期間のサブスク利用にも適しており、契約を延長すればそのまま継続利用も可能です。
利用の手軽さもゲオレンタルの魅力です。公式サイトから注文すれば宅配便で自宅に届けてくれ、使い終わったらコンビニから返却発送できるので手間がかかりません。ヤマト運輸の伝票が同封されて届くため、梱包して最寄りのコンビニへ持ち込むだけで返却手続き完了です。送料も基本無料(北海道・沖縄等一部地域を除く)なので余計な負担はありません。
また、ゲオあれこれレンタルではレンタルした機材をそのまま買い取ることも可能です。使ってみて気に入ったMacをそのまま自分の物にする、といった選択肢も用意されています(商品ページに購入オプションの記載がある場合)。大手ゲオ運営の安心感と、Apple製品専門レンタルに匹敵するラインナップの豊富さで、個人にも法人にも使い勝手の良いサービスと言えるでしょう。
5.レンタルバスターズ
独自の補償サービスが充実&2年など長期レンタルにも対応
レンタルバスターズは法人向けPCレンタルを手掛ける株式会社レンタルバスターズによるサービスで、手厚い補償プランと長期レンタル対応が強みです。「法パソ」という名称のレンタルサイトを運営しており、MacBookを含むApple製品からWindowsノートPC、周辺機器まで企業ニーズに応える幅広い商品をラインナップしています。
最大の特徴は独自の法人向け補償サービスで、万が一のトラブルに備えて様々なサポートが用意されています。
例えば、必要台数に応じて予備機(スペア)を事前に用意しておくプランや、故障時のコールセンター相談・リモートサポート、さらには技術スタッフが現地訪問してトラブル診断を行うオンサイト保守など、充実した補償オプションによって安心してMacを運用できる体制が整っています。社内システム用に多数のMacBookを導入したい場合や、プロジェクト期間中だけ機材を借りたい企業にとって心強いサービスでしょう。
また、レンタルバスターズは長期レンタルプランにも対応しており、特に2年契約のプランが用意されているのも大きな特徴です。長期になるほど月額料金が割安に設定されており、例えば2年プランの場合はMacBook Airが月額11,000円~、MacBook Proでも月額10,000円~といったリーズナブルな価格感になっています。短期レンタルに比べて1ヶ月あたりの負担が大きく下がるため、「購入するほどではないが数年間は利用したい」というケースでもコストを抑えてMacを使い続けることができます。
契約期間の延長や短縮も自由で違約金も発生しない柔軟な契約体系となっており、スタートアップ企業やプロジェクト単位での導入にも適しています。個人利用にはハードルが高いかもしれませんが、高額なMacを一括購入せず長期レンタルで計画的に使いたいという場合には、補償・サポート体制も含めて検討する価値のあるサービスです。
利用シーン別おすすめMacBookモデルと料金
最後に、利用目的に応じてどのMacBookを選ぶべきか、おすすめのモデルとそのレンタル料金の目安について解説します。クリエイティブ用途なのかビジネス用途なのかによって、適したMacBookモデルやスペックが異なります。またモデルごとにレンタル費用相場も変わりますので、参考にしてみてください。
クリエイター向け:MacBook Pro
写真・動画編集、3DCG制作、アプリ開発などクリエイティブ用途には、やはり MacBook Pro シリーズ が最適です。特に 16インチ MacBook Pro(M4 Pro/M4 Max) は、動画編集や3Dレンダリングといった負荷の高い作業でも、十分なパフォーマンスを発揮するプロ向け選択肢です。
最新モデルでは、Retina を進化させた Liquid Retina XDR ディスプレイ を全機種が搭載しており、広色域(P3)対応・ProMotion(最大120Hz)・最大 1,600 ニトの輝度によって、写真や映像の色彩表現がさらに豊かで、細かなカラーグレーディングにも最適です。
また、環境光に合わせて画面色味を自動調整する True Tone テクノロジー にも対応しており、長時間の編集作業でも目に優しく、精密なクリエイティブ作業が可能です。Adobe Premiere Pro や After Effects といった重量級ソフトも、M3 Pro/M3 Max 搭載の MacBook Pro ならデスクトップ並みの処理速度でスムーズに動作します。もちろん M4 シリーズではさらに高速化が図られており、ストレスなく作業が進められます。
レンタルする場合もMacBook Proはハイスペック機種ゆえに料金はやや高めですが、必要な期間だけ借りれば購入するより断然コストを抑えられます。例えば、先述のようにMacBook Pro 13インチの場合、30日レンタルで約22,500円というプランがあります。短期(3日程度)であれば7,000~8,000円前後が相場です。短期間だけ最新スペックの MacBook Proを借りて、プロジェクトの“山場”を乗り切るといった使い方が非常に効率的です。必要なときに最高性能のMacを使えるのがレンタルの利点なので、クリエイターの方はMacBook Proのレンタル活用で快適な制作環境を整えてみましょう。
ビジネス向け:MacBook Air
一般的な事務作業やビジネス用途であれば、MacBook Airが軽量・安価でおすすめです。MacBook Airは最も薄く軽いノート型Macで、重量は約1.25kgと持ち運びやすさ抜群です。カバンに入れて持ち歩いても負担にならず、新幹線やカフェなど移動先での作業にも向いています。
高性能CPUを搭載しているため処理能力も高く、ビジネス文書の作成、ウェブ会議、メールやブラウジングなど日常的な業務は快適にこなせます。長時間バッテリー駆動で電源の確保が難しい外出先でも安心です。また、ファンレス設計のため動作音が静かで、会議中や図書館など静粛性が求められる場面でも気兼ねなく使える利点があります。
レンタル利用時も、MacBook Air は MacBook Pro より割安な傾向があります。一般的な相場では、
短期レンタル(数日間):数千円〜1万円前後
月額レンタル:旧型モデルであれば1万円前後から、最新モデルでも数万円程度
といった料金が多く見られます。短期の出張や期間限定のプロジェクトなど、必要な期間だけ借りることで、購入するよりも大幅にコストを抑えられます。
学生・ライトユーザー向け:MacBook Air
レポート作成やオンライン授業、プログラミング学習など学生の用途やライトユーザーの日常利用にも、扱いやすいMacBook Airが適しています。厚さわずか最薄0.41cmで、講義室への持ち運びやカフェでの自習でも邪魔にならないコンパクトさです。重さも1.25kg程度しかないため通学バッグに入れて持ち歩いても苦になりません。
性能面でも、MacBook Airならレポート作成やブラウジング、動画視聴といった日常的作業はスムーズに動作します。動画編集など高度なクリエイティブ作業には不向きな面もありますが、簡単な編集であれば問題なくこなせるポテンシャルがあります。実際、Appleシリコン搭載の現行MacBook Airは従来の高性能MacBook Proに匹敵する処理能力を持つため、学生の学習用途から趣味の範囲のクリエイションまで幅広く対応できるでしょう。
費用を抑えたい学生さんには、旧世代の MacBook Air を格安でレンタルする方法もあります。例えば、やや古いモデルであれば月額5,000円前後(1日あたり約160〜170円)といった非常に安価な料金で借りられるプランも存在します。最新モデルにこだわらなければ、日常の学習や軽作業には十分対応できる性能を、お財布に優しい価格で利用できるのはレンタルならではの利点です。
もちろん、最新のM2やM3チップ搭載のMacBook Air を短期レンタルして、購入前にお試し利用するのもおすすめです。その場合も数日〜1か月程度のレンタル料金だけで済むため、高価な買い物をする前に実際の使い勝手を確認できます。必要なときだけ賢くレンタルし、勉強や日常のデジタルライフに MacBook Air の快適さを取り入れてみてください。
参考記事:業務デバイスはどう選ぶ? MacとWindows PCを比較する7つのポイント
あなたにぴったりのMacBookレンタルで快適なデジタルライフを始めよう!
MacBookのレンタルサービスを利用すれば、必要なときに必要なだけ最新のApple製ノートPCを使うことができます。
購入する場合と比べて初期費用を大幅に抑えられるだけでなく、万一の故障時のサポートや機種変更の柔軟性など、レンタルならではのメリットがたくさんあります。今回ご紹介したように、サービス各社ごとに特徴や料金プランが異なりますので、ぜひあなたの用途や期間、予算に合ったレンタルプランを選んでみてください。短期の利用目的なら格安料金で気軽にMacBookを試せますし、長期利用でもサブスク型プランでお得に使い続けることも可能です。
憧れのMacBookを手に入れるハードルは、レンタルを活用することでグッと下がります。まずは自分にあったサービスでレンタル契約を結び、自分にぴったりのMacBookを手にしてみましょう。快適なデジタルライフへの第一歩として、MacBookレンタルをぜひ賢く活用してみてください。